マルチな才能と努力を掛け合わせる
遊び届け人
広島県を拠点に中四国で活動するマルチパフォーマー。
ある時は大道芸人、ある時はイベント主催者であり、ゲームマスター。
プロとして幅広く活動されている「あそびとC」さんにお話を聞いてきました。
街で見かけたら「C(シー)さん」と声をかけるのが良さそうです。
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/59a7ac60dda64cd7d2ceb563d931386f.jpg)
PROFILE
あそびとC
広島県を拠点に中四国で活動するマルチパフォーマー。
広島大学に入学後、広島を中心に活動。大学の学業と並行して『あそびと』=『遊び届け人』活動開始。広島ボードゲーム&マーダーミステリー初心者会の代表。多彩なスキルを組み合わせて現在も新たな切り口から挑戦を続けている。
パフォーマーの方は、お祭りやイベントでよく見かけるものの、知っているようで知らない世界。
どのようにこの道を選び、進んでこられたのか。まずは、そこから聞いてみましょう。
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/a3f1b9d3e16f02565b85909919bf6b42-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/b1777d5de98ba4ac4506451d03b031d2-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/3943ad2fea2b38a6084ffc4eb36a80c1-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/de1932c3a0b387a5fb470af7c62f9d02-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/88135afb5f4783780e71b2ff094abb36.jpg)
自分がやりたいことをやってきた8年間
人と出会うと良くも悪くも何かが変わる
やってないのに、やらないのはもったいない。と思うんです。やらない理由をちゃんと持つことはすごく大切だと思います。体験したから言えること、体験しないと言えないことがあると思う。食べ物だってそうだし、人との出会いにも通じる。とにかくやってみよう、会ってみよう、違ったらそれまでの話。今日だって取材希望のメールをいただいた時は一瞬「何かの勧誘かな?」と思いました(笑)。でも、会ってみないと分からないじゃないですか。変な人だったらすぐに帰ればいい。とにかく、やってみる、会ってみる。そういうのってすごく大事だと思います。闇雲に人に会え!と言う訳ではありませんが、人と出会うことはチャンスだと思っています。
Cさんの言葉には自信がある。説得力がある。
<やりたくないこと>も<できないこと>もちゃんと知っている。
やりたいことをやりたいようにやってきた8年間は、やりたくないことから目を背けてきた8年間ではないと思う。
欲がない。こだわりがない。
素直。心配症。ネガティブ。
Cさんからはそんな言葉がたくさん出てくる。
Cさんに似合う言葉は何だろう。
私が勝手にひとつ選ぶなら“やさしい”。
やさしさは、言動だけでも、人に対してだけでも、目に見えるものだけでもない。
「やりたいことをやりたいようにやってきた」というCさんのひと言には、たくさんの“やさしさ”が詰まっているはず。
ボードゲームは一人じゃできない
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/e5cbcee6f90b498291e0e746bee5386d-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/391c306d366c7e6a25a5668d0bd0b2ac-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/f10f32a0404f6a409fb961f0dcfe16cb-scaled.jpg)
「ボードゲームは一人じゃできない」
「人数が多い方が楽しい」
言われてみれば当たり前。
私はオセロやトランプくらいしかやったことがない。
失礼な言い方だけど、やることもないしトランプでもやるか。そんな経験しかない。
Cさんの人に対する優しさや配慮はボードゲームという遊びを通して育まれてきたのかもしれない。
マーダーミステリーが熱い
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/5114fc70102488fe3fb3b0cb0a13013b.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/f50741ce3e2c0f548c71f90a42921b85-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/42ace048f26acfa811ef3387d5c1ca08-scaled.jpg)
![](https://hito-10-nari.com/wp-content/uploads/2022/05/4101ea11e11827d4853a2e2ea7c5b950-scaled.jpg)
先日、あるイベント会場でCさんのパフォーマンスを目にした時、
日向で立って見ているお客さんに対して、しきりに「ありがとうございます」と声をかける姿が印象的だった。
「パフォーマーは芸をしながらいつでも、いくらでも『ありがとう』を言えますから」とCさんは当たり前のように言っていた。
でも“そんな簡単なことじゃない”と私は思う。
「ありがとう」と思っているのに、伝え忘れることは意外と多い。
意識していることとやっているかは別問題。
お客さんへのきちんとしたお礼まで含めて、自分のパフォーマンスとして意識されている、徹底されている。染み付いている。
そう感じた一幕。
お話を聞いて、まずは自分が「あそびとC」の世界を体験してみたくなった。
7月30日に開催されるマーダーミステリーに参加してきます!
「大道芸人C」から「あそびとC」に。
5年後、10年後のCさんにもぜひお会いしてみたい。
遊び届け人
あそびとC
(取材日:2022年5月11日)
(写真は提供いただいたものを使用しています)