【チラシや資料の作り方①】エクセルやパワーポイントを使う前にすべきこと

人物紹介をメインに広島でフリーライターとして活動しているコジョー(@hito10nari_kojo)です。

早速ですが、今回は。

“はじめて、チラシや資料作りを任され、これからどうしよう…と頭を悩ませている人”

“チラシや資料を「手作り」するか「プロに依頼」するか悩んでいる人”

に向けて記事を書いてみます。

プロに依頼したいけど、予算がない…

パソコン得意よね?とりあえず作ってみて!

こだわりはないから!

こんなセリフ…言ったこと、言われたこと、ありませんか?

サラリーマン時代に社内でよく耳にした言葉です。その経験から言えること。

“手作り”を求められることは意外と多い。

とりあえず?こだわりがない?
そんなの嘘!

チラシや資料作りはセンスが試される気がしてやりたくないですよね…。

こんな人に読んでもらいたい!
  • 初めてチラシや資料作りを任された…
  • エクセルもパワーポイントもほとんど使ったことがない…
  • 「センスがない」が口癖…
  • 自分で作るか、プロに依頼するか悩んでいる…
この記事で紹介していること
  • 作業に取りかかる前の心構え
    (エクセル・パワーポイントは不要)
  • 事前準備
    (エクセル・パワーポイントは不要)

この記事は、エクセルやパワーポイントを使ってチラシや資料を作成する具体的な手法を解説するものではありません。“はじめて”チラシや資料作りに取り組む人、プロに依頼するか悩んでいる人の不安や悩みを少しでも取り除くために、心構えや事前準備をまとめています。次の記事(②)では、チラシや資料作成時に守るべき6つのルールやプロに依頼する際の基準を紹介しています。

目次

作業に取りかかる前の心構え

まずは、ここから。ゆっくりいきましょう。

手作りする場合も、プロに依頼する場合も、心構えと事前準備は欠かすことができません。

“焦って、とりあえず、作り始める”とあとから困ります…。
どんな仕事でも“準備”は大切ですよね。

一般的に、チラシや資料は「見る」と表現することが多い気がします。

逆に文章は「読む」と表現することが多いでしょうか。

そう考えると、チラシや資料は「見た目」がとても大切になりますね。

ライターは必要ない!デザイナーを呼んでこい!

確かに。笑

いや、ちょっと待ってください。

チラシや資料作りに文章力が必要ないかと問われれば…

ないっっっっ!

とは、言えないはずです。

言えないと思います。

言えませんよね?笑

見た目が大切。それは、間違いありません。

でも、「見た目だけ」ではきっとゴールまで辿りつけません。

スタートせずして、ゴールなし。やっぱり“見た目が一番大切”

確かに。笑

いや、ちょっと待ってください!

……

結局、何が言いたいのか。

それは、見た目にこだわり過ぎて、先へ進まない、進めない人がとても多いということ。

私には無理!できない!センスがない!

よく耳にしませんか?

口にしたことがありませんか?

エクセルが使えなくても、パワーポイントが使えなくても、文章は書けます。

伝えたいことを表現できます。伝わらなくても表現できます。

チラシや資料作りが苦手な人は、敬遠せず、まずは自分の考えや想いを文字にしてみてください。

ワードでもいい。手書きでもいい。

中身があれば、デザインが得意な人やプロに任せることだってできます。

中身がなければ、プロであっても力になることは難しいです。

センスは関係ありません。

あなたにできることがあります。

あなたにしかできないことがあります。

少し勇気が湧いてきましたか?

スタートせずして、ゴールなし。

は、ここで使う言葉です!

では、次に進みましょう。

大切なのは準備!エクセルもパワーポイントも使わない!

文章や想いなんていう面倒くさそうな言葉を使ってしまいましたが、最初にやることはひとつ。

伝えたいこと(思いつくこと)を
箇条書き

エクセルやパワーポイントでいきなり作業を始めると、“見た目”と“内容”のどちらに問題があるのか分からなくなります。まずは内容をしっかり考え、考えた内容を見やすく、読みやすくするために“見た目”を工夫しましょう。

ここからは、私が運営している“ヒトトナリ”のチラシを作った際の手順を例に話を進めます。

資料を作る場合でもやることは変わりません。

こちらがヒトトナリのチラシ。はがきサイズで作成。
ありがたいことに好評をいただいています^_^
STEP
伝えたいこと(思いつくこと)を考えてみる。
  • お店やフリーランスの人に“ヒトトナリ”を知ってもらいたい。
  • 商品やサービスを紹介したいわけではない。
  • 値段やレビュー、☆の数での評価は味気ない。似た想いの人がいるはず。
  • ライターが取材して記事にする。
  • 無料。

思いついたのはこれくらいです。これを箇条書き。見た目のことは何も考えていません。

STEP
もう少し細かく考えてみる。
  • 悩みを解決できたらいいな。悩みってなに?
  • 役に立てることがないかな?
  • どんな人が運営しているサイトなのか気になるはず。

「こんなお悩みありませんか?」「“ヒトトナリ”はここが違う!!」の内容が何となくできあがってきました。「取材後〜」の部分はまだ何も考えていません。

STEP
チラシに記載する内容を
考えてみる。
  • タイトルと簡単な説明はいるな。
  • 「こんなお悩み〜」「ヒトトナリは〜」は使おう。
  • キャッチコピーも入れてみよう。
  • 写真も使うか…
  • QRコードもいるな。

この段階でもエクセルやパワーポイントは使っていません。ちなみに、QRコードは無料ですぐに作ることができるのでネットで調べてみてください。

STEP
誰かに相談してみる。

これが一番大切です!!自信がなくても、恥ずかしくても、この段階で必ず他の人に相談しましょう。「取材後〜」の部分は友人にアドバイスをもらって追加することにしました。

STEP
どんなデザインにしようかな…
  • 参考になりそうなチラシ画像をネットで検索してみる。
  • アプリでも作れる?と考えてみる。

使用に制限がなければアプリもたくさん種類があります。参考にするチラシの画像は「チラシ デザイン 募集」で検索しました。目的にあわせて「募集」の部分を変えて検索すると探しやすいかもしれません。

STEP
さて、どうやって作ろう。
  • エクセルで作るか、パワーポイントで作るか…
  • プロに頼むか…

見た目を考えるのはこれからです。ヒトトナリのチラシはプロに依頼して“Illustrator”で作ってもらいました。次の記事では“なぜ、プロに依頼したのか?パワーポイントでは作れないのか?”を、実際に私がパワーポイントで作り直したチラシと比較して紹介しています。

まとめ

仕上がりの良し悪しは“準備”にかかっています。

プロに依頼する場合でもここまでの過程は欠かすことができません。

時間がないからと焦ったり、とりあえず作業を進めると完成間近で苦労します。

えっ?そんな内容どこに入れるの?

そもそも伝えたいことが違った…

準備段階でやること
  • 伝えたいこと(思いつくこと)は頭の中で考えるのではなく、必ず書き出す。
  • 読む側の立場で内容を考える。
  • チラシや資料に記載する内容が整理できたら他の人に必ず見てもらう、読んでもらう。
  • 内容が固まってから見た目のことを考える。(「内容」と「見た目」のことを同時に考えない)

人に見せるのはすごく嫌ですよね。分かります。“まだ、途中なので…”と隠したい気持ちも分かります。でも、必ず相談しましょう!!
“まだ、途中ですが…”ではなく“まずは、方向性を擦り合わせたい!!”だと印象が違いませんか?物は言いようです。笑

次の記事では、チラシや資料を作成する際に気をつけているポイントやプロに依頼した方が良い場合などを紹介しています。

次の記事で紹介していること
  • はじめて、チラシや資料を作る人が“やりがちなこと”
  • センス不要!エクセルやパワーポイントでチラシや資料を作成するコツ(6つのルール)
  • パワーポイントで作成したチラシとIllustratorで作成したチラシの比較
  • 手作り?プロに依頼?検討する基準は「出来映え」ではない!!

“手作りは無理!!”と思われている方は、「ココナラ」というサイトがおすすめです。

誰に相談したら良いの?誰に頼めば良いの?という方には特におすすめです!!

“こんなことが仕事になるの!?”と、発見があるかもしれません。

のぞいてみるだけでも面白いですよ^^

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この記事を書いた人

KoJoのアバター KoJo 人物紹介ライター

はじめまして。コジョーです。
「働くヒトの想いを発掘」というテーマで当サイト"ヒトトナリ "を運営しています。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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