結論は、プロに相談すべき!
ネットは便利ですが、一度はプロに相談すべきだと私は考えています。
早速、その理由について整理していきます。
はじめまして。広島でフリーライターとして活動しているコジョー(@hito10nari_kojo)です。
この記事は、7年ほど保険代理店に勤めた経験(FP2級取得、AFP登録)を元に書いています。
保険と聞くと敬遠したくなりますよね。分かります。
でも、せっかく経験してきたことのなので、個人的な意見満載で一度記事にしてみたいと思います。
こんな考え方は間違っている!こんな考え方もあったのか!という自分なりに保険と向き合っていただく材料になれば幸いです。
保険選びはネットではなく対面がオススメ
ネットは便利です。これは間違いありません。
いくらでも情報を探せます。
メリットもデメリットも知ることができます。
調べた時間は無駄にはなりません。
でも、インターネットはあなたに似合う保険を教えてくれません。
- ネットサーフィンで疲れ果てていませんか?
- 知識を詰め込み過ぎて、余計に分からなくなっていませんか?
気がつくと、はまっていそうな落とし穴
比較サイトにたどり着き、とりあえず上位を調べてみる。必要な保障額が気になる。
そもそも、いざ病気になったときにいくら掛かるのか気になる。
医療費控除や高額療養費制度などのワードが気になる。保険の必要性を疑いはじめる。
必要なのか、不要なのか、結局よく分からない。ただ、損はしたくないという気持ちが大きくなる。
気がつけば放置…
保険のことを調べ始めると、色々なことが気になるはずです。あちこちのサイトを行ったり来たりしている間に一旦休憩。しばらく放置。
マズイと思いながら早一年。
こんな事ありませんか?
話を聞けるだけ聞いて、それからネットで検索したり、申し込んだりしても遅くはありません。
思い立ったが吉日。保険を検討しようと思われた方は、パソコンやスマホで調べるよりプロに相談されることを
おすすめします。
私の経験上、ネットや雑誌で保険のことを調べた方は、たくさんの知識を持っています。
プロより詳しい方もいらっしゃるでしょう。
でも、失礼を承知で言わせていただくなら…
よく調べたな。
知っているけど、分かっていない。
そんな印象です。
実際にプロと話をしてみると、蓄えた知識がもっと役立つと思います。
調べた結果と同じことを言われれば安心できるし、違っていれば別の視点から考え直すこともできるはずです。
保険相談は誰にすれば良い?
当然、プロに聞くのが一番です。
最近は、至る所にショップがありますし、ネットの無料相談もあります。
でも、ショップやネットの無料相談は、怪しい、しつこそう
などなど、敬遠する方も多いと思います。
でも、そんな方達に聞いてみたい。
ネットの情報は信じることができましたか?
ネット検索でしんどいのは、情報の取捨選択を一人でしないといけないところです。
ブログを書いている立場としては恐ろしい発言ですが。笑
誰かに相談して、私の考え方が否定されるならそれでも良い。むしろ、その方が健全だと思います。
違う角度から考える事で、納得できたり勘違いに気づく事ができたりします。
だからこそ、調べるよりも聞いた方が早い!
とにかく、私はそう思います。
ショップであれば仕事帰りや買い物ついでに思いきって立ち寄ることもできますね。
一人だと不安な方は家族や友人と一緒に相談するのもおすすめです。
ファイナンシャルプランナーに相談するなら、ついでに保険以外のことを聞いてみるのも良いかもしれません。
いずれにせよ、一人で考え込むよりも話を聞いて、気になったことをネットで深掘りしてみる方が効率的です。
じゃらんやホットペッパーを利用したことがある方は多いのでは?大手のリクルートグループが運営しているサービスもあります。
保険選びで失敗しないために押さえておくべき3つのポイント
プロに相談するといっても、はじめて検討する方は何を聞いて良いのか分からないと感じる方も少なくないと思います。
事前に何となくでも考えておくと良いポイントを3つご紹介しておきます。
押さえておくべき
3つのポイント
①サイズを知る。
保険(補償)は大きすぎても、小さすぎてもいけません。あなたに似合うサイズがあります。太ったり、痩せたりすると服も買い換えないといけませんよね。必要な保障額は、収入や仕事内容、家族構成によって当然違います。
②流行を知る。
保険にも流行りがあります。医療が進歩して、治療方法が変われば保険も変わります。がん保険は特にその傾向が顕著です。基本的に保険は定期的に見直すべきだと考えていますが、古い保険が役に立たない訳ではありません。
③好みを知る。
“おすすめの保険”があなたに当てはるとは限りません。一番分かりやすいのは、掛け捨て型と貯蓄型、どちらの保険を好むかといったことです。人から似合わないと言われても着たい服があれば、人から似合うと言われても着たくない服だってありますよね。入っておくべき保険と入っておきたい保険は必ずしも一致しないし、しなくても良いと私は考えています。
このように考えると、保険はファッションに似ていると感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
保険とファッションは違う!と感じられる方も正解です。笑
でも、通販でしか服を買ったことがない!という人はあまりいないと思います。皆さん、一度は店員さんと話しながら買い物をしたことがあるはずです。
保険だって同じではないでしょうか。
もっとシンプルに、もっと身近に、保険と向き合っていただけたらなと思います。
保険の選び方〜私の場合〜
せっかくなので、個人的な保険の選び方も書いておきます。先に書いたように、人それぞれ家族構成や好みもありますので、あくまでも個人の見解として参考にしていただけると幸いです。(以下は、医療保険やがん保険についての私なりの考え方です。)
①掛け捨て型を選ぶ。
- 保険は一度入ったらおしまいではなく、定期的に見直しが必要。(入り直すかは別です)。
- 保険のことだけでもややこしいのに、貯蓄性まで求めるとややこしくて考えるのが面倒。
- 積立NISAやiDeCoを活用するなど、貯蓄は貯蓄として考えている。
②保険料の安さを重視する。
- 将来、役に立つか分からない。
- 最低限の保障で構わないと考えている。
保障内容の違いには十分ご注意ください。プロに相談すべきだと考えるのは、保障内容の違いはネットで調べるだけだと分かりにくいからです。”違い”がどこに書いてあるのか探すだけでも大変だと思います。
サラリーマン時代には、パンフレットやチラシを作ることもありました。大切なことが小さな字で書いてあることもあります。お客さまから怒られることもありました。苦い記憶です。
③入ってから解約を検討する。
(保障額を少なくする)
- “入っておけば良かった”だけは避ける。
- 現状の備えが「0」なのに、悩んで先送りにすることは本末転倒。
入院の保障額は1日あたり5,000円と10,000円どっちが良いかな…
10,000円だと高いけど、せっかく入るのに5,000円だと足りないのは嫌だなぁ。もう少し考えてみよう。
保険料を支払う余裕があるなら保障額が大きいに越したことはありませんが、そもそも保障額が0円と5,000円では大きな差があります。10,000円だと高い、5,000円だと不安、結局放置。というパターンは意外と多い気がします。0円よりは5,000円でも備えがあるに越したことはありません。あれこれ考えて0円のままでいる方がマズくない?という考えです。
保険を解約するのはとても簡単ですが、病気になってしまうと入るのが難しくなったり、健康なときと比べて保険料が高くなったりする場合があります。逆に言えば、解約しても健康状態に問題がなければ入り直すことができるし、後から保障額を小さくすることができる商品もあります。ただし、年齢によって保険料が変わる場合がありますので入り直す場合は注意してください。
これらはものすごく個人的な見解ですのでご参考まで。笑
保険を販売する立場であれば「入って必要ないなら解約すれば良い」なんて口が裂けても言えません…笑
「保険は必要ない!」という考えを否定する気はありません。
心情的に一度入ってしまうと「解約は怖くてできない!」といった意見もあるでしょう。
でも、ここまで読んでいただいた方は、少なくとも「どうしよう」と検討されているはずです。
何か起こってからでは取り返しがつきません。
“入っておけば良かった”だけは避けてほしい。
私が一番伝えたいことです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで読んで「やっぱり、保険は難しい。面倒くさい。」と感じる方こそ、一度はプロに相談されることをおすすめします。相談してから自分なりにネットで検索する方が作業効率もあがります。
保険に入るも入らないも自由ですが、自分が出した答えに後悔だけはしてほしくない。
保険選びで大切なのは、
あなたが納得できるかどうかです。
納得して、後悔のない保険選びができることを願っています。